【第34回】暑い季節到来！涼感アロマで快眠しよう

初夏のような陽気が訪れた4月、これから本格的な夏に向かってきます。
５月は全国的に気温が高く、平年に比べてかなり高くなる見込み。熱中症に注意が必要な季節になってきました。エアコンを適切に使うとともに、アロマを活用すると快適に過ごすことができます。

ペパーミントの精油は体感温度を下げることで知られていますが、その効果は何と「－４℃」！
28℃の水に手を入れたときの体感温度と、ペパーミントの香りを嗅いで32℃の水に手を入れたときの体感温度が同レベルと報告されています。

また、空調温度28℃のオフィスで、ペパーミントをブレンドした香りの有無で「不快感」について調査をした結果、アロマを使わなかった日に不快感があった人は11％だったのに対し、アロマを漂わせた日は4％に減ったそうです。

私たちが何となく感じるペパーミントの香りの爽快感は、実際に効果があることが明らかにされているのです。冷房による冷えが気に人は、ペパーミントの精油を活用しましょう。

ペパーミントは覚醒作用が強い香りなので、寝るときに嗅ぐと目が冴えてしまうことも。
おすすめは、ラベンダーとブレンドすることです。

ラベンダーにはいくつか種類があるので、購入するときは「真正ラベンダー」を選びましょう。鎮静作用がある「酢酸リナリル」を35％以上含むので、睡眠効果が期待できます。

「真正ラベンダー２：ペパーミント１」くらいの割合でブレンドするとよいでしょう。

ルームスプレーを手作りしてもいいですし、最も簡単な方法は、ティッシュに精油を含ませて、枕元に置いて寝ることです。

ティッシュをパジャマのポケットに入れて眠れば、寝返りするたびにほのかな香りを楽しめます。おすすめの方法ですが、くれぐれも出し忘れて洗濯しないように気をつけてくださいね。

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