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2021.12.01

室温は18℃以上に!冬の熟睡メソッド

 

【第18回】室温は18℃以上に!冬の熟睡メソッド

 

真冬は室温が低いので、厚着をして、布団をたくさん掛けて寝ている。


そんな人が多いのですが、実はこれ、とても危険な方法です。

 

布団の中が約33℃を保てれば、室温が10℃であっても眠ることはできます。

 

でも、布団の中と外の温度差は20℃以上。

夜中のトイレや、朝起きたときに、ヒートショックを起こす危険を伴います。

 

 

 

英国保健省が推奨する室温は、18℃以上。

 

低温の室内は、脳卒中や心筋梗塞、肺炎のリスクが高まることがわかっています。
WHO(世界保健機関)でも、室温を18℃以上にするよう強く勧告しています。

 

私はエアコンの暖房を20℃で設定し、一晩中つけて寝ています。

部屋が乾燥するので、加湿器も使っています。

 

こうして室温が安定していると、熟睡できるのはもちろん、明け方の冷え込みで体調を崩すことがなくなりました。

 

 

 

電気代が気になる場合は、窓の断熱を意識してみてください。

冬に部屋の暖かい熱が外に逃げていく52%は、窓を通して起こっているからです。

 

既存の窓の内側にもう一つ窓を取り付けることは、最も断熱効果が高い方法です。

自分で手作りする方法もあり、YouTubeなどで紹介されています。
「内窓 DIY」で検索し、参考にしてみてください。

 

冬のパジャマは、首元や、袖口、ズボンの裾から、冷気が入らないように工夫されているデザインがおすすめです。

私が新しくプロデュースしたパジャマ「MM02」は、手足の甲まですっぽり覆う12分丈で、
暖かくおやすみいただけます。

 

綿100%なので寝汗をしっかり吸い、柔らかいガーゼ生地を3枚重ねることで生まれた空気層によって、
保温性も高く保たれます。

 

よかったら、ぜひお試しくださいね!

 

 

[商品番号: Z31610レディース プロのこだわりが詰まった快眠パジャマ MM02

 

 


三橋 美穂(快眠セラピスト・睡眠環境プランナー)

寝具メーカーの研究開発部長を経て、2003年に独立。これまでに1万人以上の眠りの悩みを解決してきており、とくに枕は頭を触っただけで、どんな合う枕がわかるほど精通。全国での講演や執筆活動のほか、寝具や快眠グッズのプロデュース、ホテルの客室コーディネートなども手がける。主な著書に『眠トレ!ぐっすり眠ってすっきり目覚める66の新習慣』(三笠書房)ほか、日本語版を監修した『おやすみ、ロジャー 魔法のぐっすり絵本』(飛鳥新社)はシリーズ累計115万部を突破した。https://sleepeace.com/